軟骨の役割

 

その膝上と膝下の接触面を覆っているのが軟骨です。

 

軟骨はなめらかな弾力のある組織で、上下の硬い骨同士が直接ぶつからないようにしています。

 

さらに、この軟骨の間には半月板(はんげつばん)と呼ばれる軟骨があり、膝にかかる衝撃を吸収するクッションのような役割・働きををしています。

 

変形性膝関節症とは、この軟骨がすり減る病気です。

 

 

 

ふたつの変形性膝関節症

 

また、変形性膝関節症はふたつに分けることができます。

 

一番多いのは

 

「一次性変形性膝関節症」で、

 

肥満や加齢による体力や筋力の衰えなどの、さまざまな要因がからみ合って痛みが起こり、明確に原因が特定できないものをいいます。

 

 

もうひとつは、
半月板損傷や慢性関節リウマチなどの怪我・病気などで引き起こされ、明確に原因があるのが「二次性変形性膝関節症」です。

 

 

膝への負担を減らすには?

 

肥満解消、筋力アップ、杖を利用するなどがあります。

 

体重を支えている関節には、膝関節、股関節や足関節(足首の関節)などがありますが、中でも「膝」は一番負担のかかりやすい構造をしています。

 

膝への負担を減らす方法としては

 

1>肥満を解消する
2>太腿(ふともも)の筋力アップをはかる。

 

などが挙げられます。

 

また、歩行時に膝の痛みが起こるような場合は、ためらうことなく杖や手すりを使うことです。

 

そうすれば、膝への負担が軽くなり、痛みをやわらげることができます。

 

症状がひどくなる前に杖や手すりを利用することは、病気の進行を防ぐことにもつながります。

 

 

杖にはいろいろな種類があり、T字型やステッキ、歩行器のような押し車などがあります。

 

ご自分の生活や症状に合わせて選ぶとよいでしょう。

 

しかし、変形性膝関節症にかかっている場合、膝の痛みを我慢して、杖などを使わずに歩いていると、どんどん症状が悪くなり、そのうち杖なしでは歩けなくなるということになります。