こんな人はボケやすい

認知症になりやすい人?

 

こんな人はボケやすい

 

次のような性格、生活環境の人は、認知症になりやすいと言えるようです。

 

認知症になりやすい性格
性格がまじめで几帳面
頑固で融通がきかない
生活が規則的で、突然の出来事を好まない
合理主義で、無駄なことをするのを好まない
家族、親戚、友人、かつての仕事仲間との交流を好まない
趣味が少ない
思い込みがはげしく、人の意見に耳を傾けない
いつも忙しく、脳を休めるのが苦手

 

認知症になりやすい環境
周りの人が面倒見が良く、何でもしてもらえる
自己完結した世界で暮らしている
知的作業にほとんど携わらずに長年過ごしてきた

生活習慣病や老年症候群に注意しましよう

こんな人はボケやすい

 

加齢に伴い、リスクか増える認知症。だからといって、高齢になれば誰でも認知症になるわけではありません。

 

では、どんな人が認知症になりやすいのでしょうか?

 

認知症、特に患者数の多いアルッハイマー型認知症は、さまざまな危険因子(認知症になる要因)が絡み合って脳にアミロイドβが蓄積し、脳が萎縮すると考えられています。

 

危険因子の1つが遺伝です。

 

アルツハイマー病は遺伝があるとわかっており、病にかかりやすい遺伝子をもっている人は、いない人に比べてリスクは高くなります。

 

また、脳は使うことによって神経細胞が増えます。

 

神経細胞が増加すると記憶容量なども増え、脳の機能維持に必要な余力(認知的予備力)をもつことができます。

 

成長の過程で学習などを通じて、脳を育てる機会に恵まれなかった人は認知的予備力を十分に蓄えることが出来ず、認知症のリスクが増すと考えられています。

 

遺伝や教育と同様に影響が大きい危険因子は生活習慣です。

 

高血圧や脂質異常症(高コレステロール血症など)、糖尿病などは、脳梗塞などからくる脳血管性認知症のもとです。

 

またこれらの因子は、アルツハイマー型認知症のリスクを高めることもわかっています。

 

老年期のうつ傾向など老年症候群(加齢に伴って生じるさまざまな症状)にも気をつけましょう。

 

うつ症状は脳由来神経栄養因子(BDNF)を減少させてしまいます。

 

BDNFの減少は脳の記憶を司る「海馬」を萎縮させ、記憶の低下につながりやすいのです。

 

また、近頃多く話題にでる「転倒」にもご用心ください。

 

転んで頭部をぶつけると自覚はなくても脳に軽い損傷を受けてしまう場合があり、それか将来的にアルッハイマー病に移行しやすくなってしまうことがあるのです。

 

また、人との交流か少ない人は危険です

 

何より重要なのが高齢期のライフスタイルです。

 

活動量が少なく、家に閉じこもる生活は認知症を誘発する強い要素であることがわかっています。

 

脳が刺敵を受けて活性化すると神経細胞が新しくつくられたり大きくなったり、神経細胞をつなぐシナプスが増えたりします。

 

脳に刺激を与えることで、加齢とともに減少しがちな神経細胞を増やすことができるわけです。

 

そして、脳に刺激を与える一番の方法は人とのコミュニケーションです。

 

反対にいえば内向的で人と接触をもちたがらない人、人とのつながりが少ない人は認知症になるリスクが高いといえます。

 

脳が刺激を受けないだけでなく、人との交流か少ないということは家に閉じこもりやすいということです。

 

家に閉じこもってボーツとしていたり、テレビをぼんやり眺めたりする生活は頭を使うことが少ないうえ、脳に刺激を与えられず、脳は衰えてしまいます。

 

運動しない人も危険です。

 

体を動かすことは脳にもよい影響を与えますし、体を動かさないということはボーツと家にいる時間が長いということです。

 

ポイント:家に閉じこもって活動量が少ない生活は認知症の引き金になる!


こんな病気や生活習慣がボケを早める

こんな人はボケやすい

 

そのほかに、こんな病気や生活習慣を持つていらっしやる方も、認知症になりやす

 

認知症になりやすい病気と生活習慣

 

高血圧や糖尿病、脂質異常症や肥満・メタボ
脂っぱい食事が好き
喫煙をする
運動習慣がない
お酒を飲み過ぎる
頭の怪我が多い

 

生活習慣病や過度な飲酒、喫煙は、脳の血管障害、脳梗塞や脳出血など脳血管性の疾患のリスクを高めます。

 

つまり、脳血管性認知症のリスクまでを高めてしまうのです。

 

さらに、昨今の認知症の研究によると、脳血管性認知症に限らず、認知症全体についても、生活習慣病や先に挙げたような生活習慣が認知機能を低下させる、つまりボケを早めることが報告されています。

 

アメリカのデューク大学のプラスマン教授による「認知機能低下の危険因子」のまとめでは、高いリスク因子、つまり認知症になりやすい要因として「ApoE4遺伝子を持つこと」「糖尿病」「メタボ」「喫煙」「抑うつ状態」が挙げられています。

 

筆頭に挙がっている「ApoE4遺伝子」。この遺伝子を親から譲り受けてしまうと、若い年齢から脳内の変化(βタンパクの異常蓄積)が起こりやすくなってしまいます。
そのため、この遺伝子を持たない人に比べて認知症の発症リスクが3〜4倍高くなります。

 

しかし、ApoE4遺伝子を持っていても、100歳まで認知症を発症しない方もいます。

 

つまり、遺伝的に認知症になりやすい要因があったとしても、後天的な生活習慣で発症しないようにすることもできるのです。

 

ApoE4遺伝子よりも、「糖尿病」や「メタボ」などが認知機能低下の危険因子に挙げられていることのほうが、決して無視できないことでしょう。

 

補うことができる「生まれつきの性質」よりも、誰でも陥りがちな「不摂生な生活習慣」のぽうが実は怖いのです。


認知症予防効果のある要因

こんな人はボケやすい

 

一方、低いリスク因子、つまり認知症予防に効果がある要因として、「認知刺激」「野菜摂取」「n−3系脂肪酸」「運動」「レジャー活動」などが挙げられています。

 

n−3系脂肪酸とは、多価不飽和脂肪酸の一種で、青魚に多いEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などがあります。

 

これらは、認知症を遠ざけるコツとも深く関連してきます。

 

いずれも毎日の生活の心がけ次第で何とかなることですので、生活習慣を見直してみましょう。


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