認知症を遠ざける日常生活の送り方

1日1回は外出して人と話をしましょう

 

1日1回は外出して人と話しましょう。

 

認知症の要因は、運動不足だけではありません。

 

人との交流が少なく孤独な生活、頭を使わない生活、栄養バランスの悪い食事、睡眠不足なども、認知症へのリスクを高めます。

 

逆に言えば、人と交流したり、脳を鍛える生活をしたり工夫したり、食事を改善したり、質のよい瞬眠を確保したりすることが認知症を防ぐことにつながります。

 

なかでも、運動とともに重要なのが人との交流です。

 

今日、誰と会ってどんな話をしましたか?

 

今日も昨日も一昨日も一日中家にいて誰とも話をしなかった、というあなた、それは危険です。

 

人との交流は、脳に刺激を与える特効薬です。

 

自分の考え方や気持ちをまとめて相手に伝えたり、人の話の内容を覚えて理解したり。

 

人との交流時は思考・意思・感情などを司る脳の前頭葉、記憶などを司る海馬、理解・言語能力・聴覚などを司る側頭葉など、脳全体がフル活動しています。

 

人は誰でも他人の前では適度に緊張し、この緊張感も脳を刺激すると考えられています。

 

また、外出して人に会うときはおしゃれにも気を使いますよね。

 

「このシャツにこの上着を合わせて」とあれこれ工夫するおしゃれは、それだけで脳を使う行為といえます。しかも、外出すればおのずと歩数が増えます。

 

人との触れ合いが少ない孤独な生活は、心まで沈ませてしまうものです。

 

人との交流は認知症を遠ざけるだけでなく、自分の人生を豊かにすることです。

自分に合ったコミュニケーションが大事

 

ただし、交流が大事というと「でも相手がいない」なんて声も聞かれます。

 

ご心配なく、今から交流相手を見つければいいんです。

 

人間は千差万別で、自分に合った交流法はそれぞれです。

 

グループでワイワイと楽しむのが好きな人もいれば、1対1の友達関係を望む甲む人もいます。

 

合唱や演奏など仲間と音楽活動がしたい人もいれば、誰かと向き合って囲碁やチェスなど知的なことがしたい人もいます。

 

集団行動の苦手な人が無理にグループに入ったり、「話し相手を見つけねば」と興味のないことに挑戦したりしても、まず続きません。

 

むしろ嫌々の交流はストレスになり、ストレスも認知症を誘発する要因の1つです。

 

コミュニケーションは自分に合った方法で。グループで楽しむのが好きな人は興味のある趣味のサークルなどに入ってみてはいかがでしょう?

 

たとえば興味のある集会やイペントに参加してみるのも一計です。

 

同じ興味・価値観の人が集まりやすく、その中で気の合う友達が見つかるかもしれません。

 

コグニサイズの教室に入ったり、「一緒にコグニウォークをしませんか」と近所の人を誘ったり、運動を通して友達をつくるのもいいですね、

 

交流という意味では、買い物も商店などで人と会話を交わしながらのほうがおすすめです。

家にこもらずに積極的に交流を

 

特に、人との交流か少なくなりやすいのが定年退職後の男性です。

 

仕事一筋で40年、コミュニケーション相手は仕事関係者ばかり。

 

定年退職すると交流相手がいなくなり、外出の機会が減って気が付けば一日中テレビの前でぼんやり、という人も少なくありません。

 

それは認知症への道につながります。

 

自分の性格や趣味に合うことを通して友達を作りましょう。地域活動で仲間が出来た人も多いのです。

 

喫茶店や飲食店に通ううちに同世代の常連男性と話をするようになり、「店に行けばいる友達」ができた人もいます。

 

ポイントは:人との交流のカギは、自分にあったコミュニケーションの場を見つけることです。

page top