介護なしにこの7年をどう過ごすのか

「平均寿命83歳」ー「健康寿命76歳」=7年

 

この7年をどうすれば、介護なしに過ごせるか?

 

日本人の平均寿命が、世界トップレベルの長さであることはよく知られています。

 

2011年の世界保険機構(WHO)の調査によれば、2009年時点での男性の平均寿命は80歳、日本はオーストラリア、イスラエル、アイスランド、スイスなどと並んで2位(1位はサンマリノで82歳)、女性は平均寿命86歳で日本が単独第一位です。

 

このように長生きできることは、本来喜ばしいことのはずです。
しかし現実には必ずしもそのようには捉えられていません。

 

それは一番上に掲げた数式と関係があります。
たとえ、長生きしたとしても、同時に健康に生きなければ、家族をはじめとする多く人に迷惑をかけてしまうし、自分もつらい思いをする、と考えるからです。

 

たとえば、掃除や洗濯、買い物や調理といった家事や、食事、入浴、洗顔や歯磨き、歩行や排泄といった基本的な行動まで、日常生活のための行動をする能力のことを「生活活動能力」と呼びますが、この能力は誰であっても、年をとるごとに次第に低下していきます。

 

しかし、その低下のスピードが速すぎると、比較的早い段階から、普通の生活を送るのにも家族やヘルパーさんの助けが必要になってしまいます。

 

そして、さらに悪化して「寝たきり」に近い状態になれば、たとえ長く生きていても、とても心理的に満足した生活は送れなくなります。

高齢者の6人に1人は、生活に助けが必要

2011年1月時点の厚生労働省の報告によれば、生活に介護を必要とする「要介護認定」をされた人は、全国で360万人以上です。

 

これは高齢者全体のおよそ12%に達する割合です。

 

また「要介護」の前段階である「要支援」の認定者数も入れると、その数はおよそ485万人弱となり、高齢者全体の16%にも達します。

 

ざっと、高齢者の6人に1人は、日々の生活に何らかの助けを必要としているわけです。

 

普段の暮らしの中で、多くの人が通常の家事や生活にまで助けを必要とする状況を見て、多くの高齢者がその老後の生活に不安を感じてしまっても無理からぬことかもしれません。

7年間のギャップを短くすることがカギ

しかし、せっかく与えられた長い余生なのです。

 

自らの「老い」がもたらす先々の不安にただ怯え、縮こまっているばかりではこんなにもったいないことはありません。

 

高齢者が生き生きとした老後を送り、元気に過ごしていくためには「平均寿命」だけでなく「健康寿命」を同時に延ばしていくことが必要です。

 

「健康寿命」とは、日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のことをさす言葉で、これも世界保健機構(WHO)が策定した概念です。

 

冒頭の数式、「平均寿命83歳」ー「健康寿命76歳」=7年

 

この7年の期間をもっと短くできれば、国民の4人に1人を占める高齢者に、もっと人生のギリギリまで、生きることを楽しんでもらえるはずなのです。

 

そしてそれは、ある方法を40代、50代ぐらいから取り組んでいけばそれほど難しくないのです。

 

その方法、トレーニング法を紹介するのがこのホームページの目的です。