足の裏の感性

足の裏の感性を磨こう

ヒトは、足の腹で、床面や地面の微妙な材質、凹凸、高さ、傾斜の変化などを感知しています。

 

また、足の動きや足の運び方、姿勢を自然にうまく調節しながら歩いています。

 

生まれつき手が不自由な人が訓練により足を便って食事をする、文字を書くなどの日常生活動作を行うことができるようになる例もあります。

 

本来、足は手と同じくらいの鋭敏な感覚とたくみな運動機能を有しているのです。

 

ところが現代社会においては、子どもの頃から足は靴下や靴によっておおわれており、足裏が本来持っているはずの機能を十分に発達できないまま大人になってしまいます。

 

足指を力強く使う生活をしなければ足全体の筋肉も発達しませんし、足のタテとヨコヨの二つのアーチも形成が不十分となります。

 

では、日々の生活の中で、足裏の感性を磨くにはどうしたらよいのでしょうか。

裸足になる

 

まず、日頃から時々はだしになって直に畳や板の間、カーペットなどの上に立って、その感触を知るようにします。

 

外でも旅行やレクリエーションで公園や海、川などに行ったら、海岸の砂浜、芝生、川床などに立つのもいいでしょう。

 

元々ヒトは、原始の時代には大地の上をはだしで駆けめぐり、狩猟や農耕によって生活を成り立だせていました。

 

おそらく原始人の足は、鋭敏な感知機能とたくましい運動能力を有していたことでしょう。

 

いつも靴の中に閉じ込められている現代人の足の機能は、原始人の足に比べればはるかに衰えています。

 

それでも時々は、はだしになることで、感覚と運動の両面の刺激を与えることは必要です。

鼻緒ものを履く

いつも靴下、靴、サンダル、スリッパの中に足と足指を閉じ込めるのではなく、時には足袋や五本指の靴下や草履、下駄、ビーチサンダルを活用するようにしましよう。

 

家の中でビーチサンダルやいぐさでこしらえた草履などをスリッパの代わりに使うのも、結構便利です。

 

ちよつとした外出、ベランダや庭での作業などにも有用です。

 

こうした鼻緒ものを履きこなしているうちに、自然に足指をしつかり使い、足の裏の感性を磨くことにつながるのです。

足指じやんけん

 

足指を使って「グー」「チョキ」「パー」を出す遊びや訓練をすることで、足指そして足全体、足裏の感性と力を保ったり、向上することができます。

足に合った靴を履く

転倒予防の基本は、何と言ってもしっかり歩くことです。

 

そのためには、歩きやすい服装とともに、足に合った靴を履くことが大切です。

 

もし靴が足に合っていなければ、しっかり歩けないばかりか、足のケガヶ・故障をきたしたり、転ぶことになってしまいます。

 

靴は本来、足を保護しその機能を高めるものが望ましいのですが、からだへの影響や機能よりもデザインを重視したものが多く作られているのが現状です。

 

女性に外反母趾が多いのも、先細のヒールの高い靴など足の形や大きさに合わない窮屈な靴を長時間履いていることが大きな要因でしょう。

 

足には、タテとヨコの2つのアーチかおり、体重を支えています。

 

足部の筋肉や靭帯がしっかりしていればこのアーチも高く保たれ足の働きも強くなりますが、アーチ

 

が下がってくると足が疲れやすくなり開張足や扁平足、外反母趾などを引き起こし転びやすくなります。

 

足にあった靴を見つけるポイントとしては、

 

その日その時の足の状態に合わせ靴ヒモで足の甲が固定できる、
つま先に足指が動かせるゆとりがある、
足が地面につく時にかかとをしっかり支えてくれる、
足指の付け根で曲がり足裏の筋肉を疲れさせない、
靴底に適度な硬さと弾力がある、

 

などがあげられます。

 

変形してしまった弱った足のタテ・ヨコのアーチをしっかり支え機能を高めるには、中敷きをうまく使い足のアーチを本来のよい状態に近づけていくことと必要です。


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