ポンプ作用  26−8

 

流れを与えるふくらはぎのポンプ作用は必要なものを必要なところに届けてくれます。

 

血液は、血管を通って体の隅々に酸素と栄養素を運び、二酸化炭素と老廃物を受け取る重要な働きをしています。

 

ここで体内を私たちの生活環境に置き換えてみましょう。

 

血管やリンパ管は、いわば道路、下水道、川、水路といったインフラのようなものです。

 

水路が詰まれば水が淀んだり、腐ったりします。詰まらせないためには、「流れ」が必要となります。

 

流れがあれば、きれいな水のままだし、ものもスムーズに運べます。

 

そうすることではじめてインフラが整うのです。

 

血管やリンパ管が、こういったインフラだとすると、そこを流れる血液やリンパ液は、人や物資を運ぶ自動車や電車といった移動手段なのです。

 

大雪が降れば、ものが届かなくなり、食事にも困るようになります。

 

これと同じことで、血液やリンパ液の流れといった水分循環が滞ると、体内のすべての生命活動がスムーズに回らなくなってしまいます。