ツメ揉み併用

ツメ揉み併用で、さらに血行改善

ツメ揉み併用すれば

ふくらはぎ効果をさらに倍増させる方法について説明していきます。

 

マッサージだけでなく、もっとほかの手法もあることを知っておきましょう。

 

弾力のある健康なふくらはぎは、さまざまなアプローチによって得られるのです。

 

ふくらはぎを通る経絡には、真ん中に膀胱経があり、内側に肝経・牌経・腎経があります。

 

これらの経絡は、足の指のほうまでつながっています。

 

その末端のツボを東洋医学で「井穴」(せいけつ)といいますが、実は手の指先にも井穴があります。

 

これらの井穴を刺激することで、自律神経の調整を図ることができます。

 

身体の不調がある人は、自律神経のバランスが崩れていることが多いといえます。

 

井穴は手は足の先にある経絡の末端です。「気」の出入り口ともいえます。

 

足の指や手の指のツメの生え際のことです。

 

指のツメを揉んで刺激すると、副交感神経が優位になって、ふくらはぎマッサージと同様に、自律神経のバランスが回復して血行もよくなります。

 

ツメ揉みとふくらはぎマッサージを併用すれば、抑制状態にある副交感神経を活性化し、高ぶっている交感神経を糾めてバランスを回復し、肩こり、冷え性、便秘など、さまざまな身体の不調を改善させる効果をさらに高めることができます。

 

このように、ふくらはぎとツメはつながっている、と捉えるのが東洋医学の考え方なのです。


2〜3分で血行を促せる

さて、ツメ揉みは、2〜3分ほどの時間があれば十分行うことができる簡便な方法です。

 

やり方は簡単です。ツメの生え際の両サイドを、反対側の手の親指と人差し指ではさんで刺激するだけです。

 

まず、親指から人差し指、中指と順に揉んでいきます。

 

―力所10秒ほど揉めばよいでしょう。

 

ツメ揉みは、指ごとに効果的な症状があるとされています。

 

 

たとえば、

 

・親指は、せきや円形脱毛症など、
・人差し指は胃痛、胃潰瘍、下痢など、
・中指は耳鳴り、難聴など、
・小指は不眠症、高血圧症、口内炎などによいとされます。
・薬指は、これまではツメ揉みをしないほうがよいという説があったのですが、現在では5本とも揉むことがすすめられています。

 

さらに、足の指も揉むと効果があります。

 

手の指と同様、足のツメの生え際を手の親指と人差し指で揉んでください。

 

ツメ揉みは、必要な時問は少しだけですが、それだけで十分に身体が温まってくるのを感じられる方法です。

 

これは明らかに血行がよくなっているためだと考えられます。

 

一日に2〜3回程度揉むとよいでしょう。

ツメはふくらはぎのバロメーター

ここで、東洋医学的身体観についてのお話しです。

 

ふくらはぎとツメの関係がよくわかるからです。

 

東洋医学では、ツメを「筋余」といいます。

 

「筋の余り」つまり、筋が変化してツメになったと考えるのです。

 

ちなみに、歯は「骨余」であり、髪は「血余」とされています。

 

筋とは、ここでは筋肉のことです。

 

関節を伸ばしたり曲げたりする働きがあります。

 

その運動や指示する機能を支配している臓は肝とされています。

 

したがって肝の状態は、筋とツメが反映するものだということが出来るのです。

 

肝とは、西洋医学でいう肝臓とは異なります。

 

肝が疲労して機能が衰えているときは筋も疲労し、また、ツメも色つやが悪くなって、薄く変形したりするのです。

 

一方、正常な状態のツメは、硬さと弾力があって、赤みを帯びてツヤがあります。

 

見方を変えると、ツメを見れば肝の状態がわかる、といえるのです。

 

肝といえば、ふくらはぎに肝の経絡が走っています。

 

肝の経絡はほぼ脛骨の上を走っているイメージです。

 

脛骨とふくらはぎの内側はほぼ隣接しているので、肝の経絡はふくらはぎの一部を滋養していると考えてよいでしょう。

 

ふくらはぎは、多くの筋肉から構成されています。

 

このふくらはぎの筋の状態が悪いと、筋余であるツメの状態も悪くなるわけです。

 

たとえば、ツメ割れは、ふくらはぎがむくんでいたり、パンパンに張っていたり、とにかく機能が衰えているときによく起こります。

 

特に女性の場合、ツメが割れてストッキングに引っ掛かるようなことが起こった際は、体調も悪いことが多いはずです。

 

このとき、ふくらはぎも悲鳴を上げています。

 

ツメは、ふくらはぎの状態のバロメーターでもあるのです。


中高年からの筋肉作り転倒は恐い!ヒザ痛改善する体操自重筋トレのススメ「むくみ」を知る