ふくらはぎの中央部分を揉む

ふくらはぎの中央部分を揉む

A中央部分を揉む

もうひとつは、ふくらはぎの中央を揉むマッサージです。

 

ここには膀胱経と呼ばれる東洋医学でいう「気」の通路が通ってます。そのツボをマッサージするのです。

 

実際にはいくつかのツボがありますが、とにかく真ん中の部分で気持ちいいところを押したり、揉んだりしてみてください。

 

椅子に座り、足を台に乗せて筋肉を緩ませた状態で行います。

 

腰を曲げるのが辛いような場合は、台を少し高くして、揉みやすい姿勢になってください。

 

両手の親指を並べて、ふくらはぎの中央を押していきます。この場合もやはり、指で圧力をかけるときに息を吐さながら行うのが基本です。

 

このとき、筋肉に対して垂直に圧力をかけ、ふくらはぎの俳腹筋や深い部分にあるヒラメ筋に届くように強く刺激します。

 

より強い刺激がほしい場合、両方の親指を重ねて押したり揉んだりすると、「深部にズーンと心地よく響く感じ」が得られます。

 

揉み方としては、押したうえで輪を描いたり、親指を少し横に動かしたりしてみてください。

 

さらに時間があれば、ふくらはぎだけでなくアキレス腱をつまんで揉みます。

 

ふくらはぎの筋肉のほとんどは、かかとのほうまでつなかっているので、この部分もマッサージすることで、血流促進効果がよりいっそう高まるでしょう。


「イタ気持ちいい」刺激が効果的

ふくらはぎを強く指圧すると、「ズーンと響くような感じがする」「脚をはじめ体がホカホカしてきた」という人がたくさんいます。

 

これは、膝裏から足裏まで脛骨神経が通っていて、ふくらはぎを貫通しているためだと考えられます。

 

この神経を少し痛いけど気持ちいい、つまり「イタ気持ちいい」くらいに強く刺激することによって、神経に「ズーンと響き」、血流がよくなって「ポカボカする」と考えられるのです。

 

東洋医学のハリの世界でも、筋肉にハリを刺してそこに低周波の電気を流すと、筋肉が動き、血流がよくなります。

 

このとき、神経の近くに電気を流したほうが筋肉の動きがいっそう促されて血液の循環も活性化します。

 

つまり、筋肉の動きを支配しているのは、すべて神経なのです。

 

そのため、「ズーンと響かせる」ように刺激を与え、神経の機能を高めることで、ふくらはぎの血流促進がより効果的にできる可能性があります。

 

ふくらはぎのむくみがひどく、何日も続くような場合は、心臓や肝臓、腎臓などの機能低下が疑われます。

 

それにより血液の流れが阻害されているのです。

 

むくみの原因疾患に対しても、ふくらはぎマッサージによる血流促進によって改善効果が望めます。


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