自律神経を調整するしくみ

あせらず、ゆっくり、ゆっくり

ふくらはぎマッサージのポイント

 

1>血液を心臓に戻すつもりで、必ずアキレス腱からひざ裏に向かってもみます。

 

2>指で押しながらお腹をへこませて息を吐き(腹式呼吸)、指の力を抜きながら、息を吸います。あせらず、ゆっくり、ゆっくり

 

3>「ちょっと痛いけど気持ちいい」強さでもみます。
ふくらはぎがかたい人は「さするだけ」から始めて、無理せず進めます。決して力を入れすぎないこと。
笑顔をつくると、筋肉の緊張がとれます。

 

4>いつ、どこで、工日何回やってもかまいません。
痛い、つらいと感じたら無理せずやめます。
お風呂の後など、ふくらはぎが温まっている時にやると効果的です。

 

5>汗や尿が出やすくなるので、前後に水やぬるま湯をまめに飲んでください。

自律神経を調整するしくみ

ふくらはぎは他人に揉んでもらってもいいのですが、自分でマッサージすることもできます。

 

しかも、自分で毎日10分間くらい揉むだけでも効果が期待できます。

 

揉んで気持ちよければ、自律神経のバランスの回復に効果があるのです。

 

自律神経とは、人間の意志とは無関係に血管や消化器系、内分泌系などを調整する神経で、交感神経と副交感神経とからなっています。

 

昼間、忙しく働いているときは交感神経が優位となっています。

 

一方、夜、リラックスしているときは副交感神経が優位になっています。

 

このように、日夜、自動的にバランスを取っているのです。

 

ところが、ストレスや睡眠不足によって、このバランスが崩れてしまうことがあります。

 

たとえば血行が悪い状態の人は、交感神経が緊張して副交感神経の機能が低下していると考えられます。

 

そこで、心地よいマッサージをすることで、副交感神経を刺激して優位に働くようにして、自律神経のバランス回復を図ります。

 

また、白血球には顆粒球、リンパ球、単球が含まれています。

 

顆粒球は交感神経によってコントロールされていますが、リンパ球をコントロールするのは副交感神経なのです。

 

このため、交感神経が緊張した状態では白血球中に顆粒球が増え、副交感神経が優位になった場合には逆にリンパ球の割合が増えます。

 

健康な人の白血球では顆粒球が60パーセント、リンパ球が35パーセント、その他の免疫細胞が5パーセントくらいの割合で存在するのですが、心身に不調を抱える人はこのバランスが崩れているといえます。

 

ふくらはぎを揉むことは、自律神経のバランスを簡単に回復でき、しかも副作用がない、非常に優れた方法なのです。

 

そんな効果的なふくらはぎマッサージが自分でも可能なのですから、これを使わない手はありません。

 

おすすめするのは、次の2つの基本マッサージです。

 

特にプロフェッショナルでなくても、一般の方でもできます。


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