「ヒザが痛い」の正体は骨ではなく骨膜

「ヒザが痛い」の正体は骨ではなく骨膜

 

ヒザには、「水が溜まる」というトラブルもあります。

 

じつはこの症状も、軟骨の状態と深く関係があるのをご存知でしょうか?

 

「水が溜まる」とは、いわば関節液が溜まることを意味しています。

 

大腿骨と脛骨の継ぎ目には「滑膜」という管が豊富な薄い膜があります。

 

滑膜は「関節包」という風船のような袋に覆われており、ヒザが健康な状態であれば、そこは滑膜でつくられた「関節液」で満たされています。

 

この液体はヒアルロン酸とたんぱく質の複合成分でできていて

 

ヒザの動きをなめらかにする
ヒザが普段の動きで受ける衝撃を抑える
軟骨に栄養を与える

 

といった働きかあります。

 

粘り気のある液体で、いわは関節をスムーズに動かすためのエンジンオイルとでも考えればいいでしょうか。

 

ヒザが健康なうちはよいのですが、ヒザに炎症が起きて痛みが出たり、軟骨がすり減ったりすると、やがて骨面が露出し、骨同士がぶつかり合うようになります。

 

じつは、「ヒザの骨が痛い」の正体は、骨ではなく、「骨膜」なのです。

 

骨膜が痛みを感じるのは筋肉や腱の硬化が原因で、骨との付着部を引っ張るからです。

 

草を抜くときに、茎にあたる部分が筋肉、根元が腱、盛り上がる土の表面が骨膜とイメージすればわかりやすいかもしれません。

 

ヒザに炎症がおきたり、軟骨がすり減ったりすると(ときには、そのかけらが関節の中に入り込むこともあります)、私たちの身体は関節液を増やす方向に働きます。

 

その際、体内でヒアルロン酸を豊富につくりだすことができればよいのですが、歳をとるにつれて、生産量も減少してしまいます。

 

ヒアルロン酸などの分子の人きさが小さくなったり、分子の量が減ったりすることで、関節液は粘性を矢い水のようなサラサラの液体になってしまうのです。

 

そこで、質の低下を補うように、関節液=水が溜まってしまうというわけです。


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